喜連川少年院
篤志面接委員の研修で
東日本少年矯正医療・教育センターへ

ここは普通の少年院とは違い
本来なら少年院ではなく
福祉に繋がる子たちも少なくないが
受け入れる場所がなく
ここで矯正教育を受けている
音楽プログラムを見学させていただき
その子たちが
中島みゆきの『糸』を披露してくれた
決してうまいわけではない
しかし、一人一人が心を込めて
熱い気持ちが伝わってきて
涙が出そうになった
歌っている姿はどこにでもいる
高校生の姿にしか見えなかった
けど、彼らにはここに入ってしまう
背景があるということだ
彼らはここでの教育をするなかで
社会では決してできなかったことが
できる喜びを体験していくんだろうな
そして、社会のどこに繋がるかで
彼らが生きづらさをかかえながらも
生きていくことができるのではないか
そんなことを思えた研修会だった
吉永小百合さんが来所された時に
書いた温かいメッセージ